たくさんの種

いつの頃からだろう
「個性をのばす」「プライバシーを守る」「個人の権利」・・・などと誰もが口にしだし、個々の部屋を持ち、鍵を持って「私は私・・・」っていうスタイルが、さも「当たり前なこと」のようになってしまったのは...
高校を卒業して海外へ出た時、「オレはやっぱり日本が好きだなぁ・・」と感じられたのは日本が「全体ありき」で「和」を重んじる「おせっかいで親切」な場所という印象を持っていたからだと思う。
外から見るHomeとしては理想的だ。
でも、その印象は親や大先輩から植え付けられたもので、オレ自身はどちらかと言えば「オレがオレが・・・」を当たり前にし始めた、オレ達よりちょっと上の「欧米文化いらっしゃ〜い」世代にガッチリ影響を受けた世代だったのだろう。

先輩達は子供達に上手に伝えてやるべきだった。
大人達は子供達に伝えなくちゃならない。
そもそも「全体」の中に人間として生まれたのだから、個であることに大きな意味はないので固執することはない。
大切なのはそこじゃない。
じっとしていたって関わっているのだから「孤独」の妄想はマイナスだ。
戦争やテロをでっち上げなければ「全体」を感じられないようになっちゃあ大変だ。
「そっちへは行かないよ」って。
ハッキリ...さ。
