運動会
「そろそろ出かけないと、場所が取れないかもよ~」
「え~、こんなに早いのー?昨日、早く切り上げればよかったなぁ。まだ、
酒が残ってるよ~」
いいから、早く!」
「朝飯は?昼前に腹減りそうだなー」
「ビデオ持った?カメラは?」
「折りたたみの椅子も持ったほうがいいかなー?」
「あ、水筒!忘れるところだった」
季節ですねー。
小学生の頃は、楽しみだったなぁ‥‥
運動会の時は、「弁当持ち」というだけでも、楽しみだった。
給食を作っている方や、「給食が大好き」という方々には申し訳ないのだけれど、オレは給食が好きではなかったので、「弁当持ち」の運動会や遠足の時は、それだけでも楽しかった。
オレ一人だけ、リュックサックの中から、かんぴょう巻が入った折を取り出して食べた。おかずが無いので、友達から少しずつ分けてもらうと、一番豪華な「お弁当」になってしまった事もある。
田舎の校庭は広かったので、沢山の人が観に来ていて、出店まで出ていた記憶がある。なにせ、1クラス40人が6クラス、それが6学年もあるのだから、近所の人たちも、イベントとして参加していたのだと思う。
ああ、書き始めたら、色々と思い出してきた。
普段はやんちゃな男の子が、フォークダンスで女の子と手をつないだ時に見せた、ニヤニヤした顔や怒ったような顔。
走るフォームも様々で、個性があるんだよね。
高学年の女子は、紅白帽を被るのがいやだったのか、首の後ろにぶらさげていたなぁ。
短パンのお尻の部分は土で汚れていたし、
リレーの選手の鉢巻きが格好よかった。
土の運動場に、石灰の入ったライン引きで、何度もラインを引き直してたなぁ‥‥
今、都会の運動会は、観に来ている家族を観察した方が、おもしろい。
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